Jリーグ初参入レイラック滋賀を徹底解剖 「居原田麗さんの遺志」を宿した“一体感”が最大の武器になる
経営体制が刷新された滋賀は2023シーズンから現在のチーム名称となり、3年でJ3参入を合言葉として掲げた。
子宮頸がんと闘病していた麗さんは、2024年1月10日に残念ながら帰らぬ人となった。それでも滋賀は合言葉通りにJ3参入を果たし、河原オーナーもこう語っている。
「もう感無量というか、これで家内との約束は果たせたかな、と」
J3参入を決めた直後のシーン。河原オーナーが胴上げされようとする直前に一部の選手が麗さんの遺影をもって駆けつけ、オーナーとともに宙を舞う感動的な光景も生まれている。
もっとも、滋賀をJクラブ入りさせる夢はかなえたが、地元へ恩返ししていく目標はこれからが本番となる。オフにいくつかの変化があった滋賀だが、一方で変わっていないものもある。
このオフの滋賀は期限付き移籍していた選手ら4人が退団しただけで、昨シーズンを戦った選手のほぼ全員が契約を更新した。2018シーズンに所属しながら1年で契約満了となり、その後は敵として対峙してきた新加入のゴールキーパー本吉勇貴(前ブリオベッカ浦安・市川)は言う。


















