フィギュア坂本花織が有終の五輪2大会連続表彰台 「めちゃくちゃな不安」乗り越え「自分を褒めたい」
「(ペアから)黄金のバトンが届いた」
今大会の団体では率先してSP、フリーとも出場し、エースらしい演技と滑りで日本の2大会連続銀メダル獲得に貢献。献身的な働きはリンクだけでなく、自身の出番がない時は他の選手を鼓舞した。誰よりも大声を張り上げてもり立てていたのは、不安や恐怖心から脱却するためでもあったのだろう。
個人戦を前に、ペアの三浦璃来(24)、木原龍一(33)組が、同種目では日本勢初の表彰台となる金メダルを獲得したことに発奮。木原が「いいバトンを渡す」と、女子シングルに流れをつくり、「黄金のバトンが届いた。これを絶対に落とすわけにはいかない」と、SPでは開き直ったかのようなパフォーマンスを発揮した。
前回22年の北京大会ではカミラ・ワリエワ(ロシア)によるドーピング騒動でリンクが異様な雰囲気に包まれる中、落ち着いた滑りで銅メダルを獲得。何事にも動じないメンタルの強さは高く評価されたが、今回は重圧に苦しみながらも有終の表彰台に立った。
◇坂本の話「100%出し切れなかったのがすごく悔しいですけど、これだけ悔しい思いをしても銀メダルを取れたことで、今までの努力が実ったのかな。目標にしてた団体、個人ともに銀以上は何とかギリギリできたので、自分を褒めたいかなと思います」
▷女子シングル
①リュウ(米国) 226.79点
②坂本花織 224.90点
③中井亜美 219.16点
④千葉百音 217.88点


















