今春センバツから導入「DH制」は現状“投手有利” 出場校監督・部長が明かすナマの声
投手とDHを兼任できる「大谷ルール」を使ったのは八戸学院光星(青森)のみ。初戦の崇徳(広島)との試合で先発の北口晃大(3年)は「4番・DH」で起用され、投げては10回10奪三振6失点(自責3)、打っては6打数2安打3打点と活躍した。
そんな大谷ルールを検討しながら採用しなかったのが神村学園(鹿児島)だ。エースの龍頭汰樹(3年)は初戦で横浜(神奈川)を6安打完封。同校の塩田部長は「大谷ルールを使おうと考えてはいました」と、こう続ける。
「龍頭が練習試合で打撃の調子が上がらなかったので、投手に専念させました。それが好投につながったこともありますが……。大谷ルールの使い方は難しいですね。試合途中でDHを交代させることが可能といっても、よほど打力に秀でた選手がいなければ難しい」
大谷ルールは「降板した投手がそのままDHで出場することはできるが、再び投手としては出場できない」と定められている。「再登板不可」とするルールがネックになるとの声も多かった。
また、本来DHは打撃専門。プロでは中軸に座るケースが多いものの、クリーンアップにDHを配置したのは前述の八戸学院光星、神戸国際大付(兵庫)、東北(宮城)、大阪桐蔭(大阪)の4校だけだった。


















