今春センバツから導入「DH制」は現状“投手有利” 出場校監督・部長が明かすナマの声

公開日: 更新日:

 投手とDHを兼任できる「大谷ルール」を使ったのは八戸学院光星(青森)のみ。初戦の崇徳(広島)との試合で先発の北口晃大(3年)は「4番・DH」で起用され、投げては10回10奪三振6失点(自責3)、打っては6打数2安打3打点と活躍した。

 そんな大谷ルールを検討しながら採用しなかったのが神村学園(鹿児島)だ。エースの龍頭汰樹(3年)は初戦で横浜(神奈川)を6安打完封。同校の塩田部長は「大谷ルールを使おうと考えてはいました」と、こう続ける。

「龍頭が練習試合で打撃の調子が上がらなかったので、投手に専念させました。それが好投につながったこともありますが……。大谷ルールの使い方は難しいですね。試合途中でDHを交代させることが可能といっても、よほど打力に秀でた選手がいなければ難しい」

 大谷ルールは「降板した投手がそのままDHで出場することはできるが、再び投手としては出場できない」と定められている。「再登板不可」とするルールがネックになるとの声も多かった。

 また、本来DHは打撃専門。プロでは中軸に座るケースが多いものの、クリーンアップにDHを配置したのは前述の八戸学院光星、神戸国際大付(兵庫)、東北(宮城)、大阪桐蔭(大阪)の4校だけだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  3. 3

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  4. 4

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  5. 5

    巨人にFA松本剛は必要だったのか…批判殺到する本人よりも「責められるべき人間がいる」と他球団関係者

  1. 6

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 7

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  3. 8

    巨人・甲斐拓也「あと4年続く地獄」…FA入団2年目にして上にも下にも居場所なし

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    井上一樹氏は今季限りでクビか? 最下位中日で早くもウワサ…次期監督は「井端弘和vs荒木雅博」の一騎打ち

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  2. 2

    【スクープ第3弾!】衆院選での違法な「有料広告動画」疑惑 宮城自民5陣営“総汚染”で組織ぐるみが浮き彫り

  3. 3

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  4. 4

    「投手の墓場」で好投する菅野智之の価値 僕が日本人史上2人目の本塁打を打ったのもクアーズフィールド

  5. 5

    巨人・戸郷翔征トレード獲得に他球団が虎視眈々 「ウチなら再生できる」「環境を変えた方がいい」

  1. 6

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  2. 7

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  3. 8

    パンサー尾形や中山功太の告発…お笑い業界の“いじめ体質”はなぜ消えない? ヤンキー文化が残した功罪

  4. 9

    井上一樹氏は今季限りでクビか? 最下位中日で早くもウワサ…次期監督は「井端弘和vs荒木雅博」の一騎打ち

  5. 10

    波瑠&高杉真宙「夫婦格差」新婚5カ月でクッキリ…妻は株上昇も、夫は視聴率低迷の切ない事情