ABS導入の泣き笑い…小柄で胴長のRソックス吉田正尚は「損」、大谷翔平は「得」をする
■審判
ABSがスタートしたのに伴い、全審判のチャレンジを受けた回数と誤審率がデータとして公表されることになった。大方の予想は「誤審王」として知られるC・B・バックナー審判が序盤から誤審率のワーストを独走するとみていたが、4月10日時点のデータを見るとバックナー審判は70%台で第2グループ。ワーストはストライクゾーンが広くなる傾向があるアンディ・フレッチャー審判とチャド・ウィットソン審判の争いになっている。
■捕手
ABSの導入で一番損をしているのはフレーミングの名手と見なされてきた捕手たちだ。フレーミングとはストライクゾーンから少し外れた投球をミットを巧みに動かして球審に「ストライク」とコールさせる技術だが、ABS導入後は、巧みなミット操作でボール球をストライクと判定させても、すかさず打者がヘルメットをコンコンと叩く(チャレンジ要求の合図)ので、フレーミングの名手たちは妙技を発揮しづらくなった。
4月10日時点で捕手のチャレンジ成功数が一番多いのはローガン・オホッピー(エンゼルス)、アグスチン・ラミレス(マーリンズ)の10回だ。この2人は守備力の低い捕手の代表格である。そのような評判のある若い捕手に対しては球審のコールが厳しくなるので、捕手からチャレンジ要求が出るケースが多くなるのだ。



















