W杯初8強のキーマン上田綺世 法大時代の恩師が明かす“挫折後の進化”
「日本を上のステージへと導くのが綺世の仕事」
──22年カタールW杯の時には「何もできなかった」と挫折感を吐露していました。
「本人から『ベルギーからやり直します』とメッセージをくれました。すべて前向きに捉えて高みを目指し、23年夏のフェイエノールト移籍が転機となりました。ここでポジショニングを修正したり、相手の背負い方を工夫したり、格別にポストプレーがレベルアップしました」
──そのタスクは日本代表・森保監督から長年求められてきたことです。
「地道な努力を重ねて今は強い相手でもひるまなくなった。W杯初戦のオランダ戦からゴールを重ねて日本を上のステージへと導くのが綺世の仕事です。本番に向けてコンディションを上げ、最高の状態でW杯に入っていってほしいです」
(聞き手=元川悦子/サッカージャーナリスト、絹見誠司/日刊ゲンダイ)
▽上田綺世(うえだ・あやせ) 1998年8月28日生まれ、27歳。茨城県水戸市出身。鹿島の下部組織から、鹿島学園高-法大。2019年に鹿島入り。ベルギーのサークル・ブルッヘを経て、23年夏にオランダの強豪フェイエノールトにステップアップ。25/26年シーズン得点王。19年5月に日本代表初選出。21年には東京五輪出場。翌22年のカタールW杯に参戦。25年10月のブラジル戦で逆転弾を決めて、王国戦の初勝利に貢献した。身長182センチ・体重76キロ。
▽長山一也(ながやま・かずや) 1982年4月1日生まれ、44歳。鹿児島出身。桜島中から山梨・帝京第三高に進んで法大卒業後にJFL北陸、Jリーグ富山でプレー。引退して富山で育成コーチ。2014年に法大サッカー部監督に就任した。23年から富山コーチ、松本山雅コーチを経て26年1月、東海リーグ1部「FC.ISE-SHIMA」トップチームの監督に就任した。



















