同じ“開催国”でも現地の反応は全然違う 米国・カナダと対照的にメキシコは全国民が沸き立っている
開幕戦の日はメキシコシティーの学校や会社はお休み。やむなく働かなくちゃいけない人たちには、3倍の給料が払われたらしい。
チケットは高騰して誰もが買うことはできなかったようだが、たとえ試合を見られなくてもW杯の雰囲気を楽しみたい! ということで、スタジアム周辺には、およそ50万人が詰めかけたんだ。
さすが史上唯一3回もW杯を開く国だ。メキシコではサッカーは単なるスポーツでも、ましてやビジネスでもない! なんでサッカーを好きになったのか、初心を思い出させてくれたよ。
だけど、この熱い気持ちは、翌日米国に飛んで一気にしぼんじゃった。米国ではスタジアムの中にこそ熱狂はあったけれど、一歩外に出ると、今この瞬間、W杯が開催されていることが嘘のように「普通」だった。
いや、W杯をやっていることを知らない人もいっぱいいると思う。ニューヨーク市民は、ブラジル対モロッコ戦より、同時刻に行われたNBAファイナルでニューヨークのニックスが優勝したことの方が、はるかに興味があるようだった。


















