「七回制」に変える前にやることがある! 高校野球の酷暑対策をヤクルトOB、拓大紅陵コーチの飯田哲也氏が考える
飯田氏、ギャオス氏の高校時代は、夏でも朝からみっちり練習をしたが、飯田氏は「体力って走んないとつかない。でも今は暑すぎて無理」と言う。
本来なら、走り込みで足腰を鍛えたい。ところが、炎天下で走らせれば体が先に壊れてしまうというのだ。
拓大紅陵では、選手にしっかり食事を取らせ、練習後は“アイス風呂”で体を冷やすなど、工夫を凝らしている。
日本高野連は、熱中症や投手の故障を防ぐ方策として「七回制」を検討している。試合を九回から七回に短縮すれば、試合時間は約30分、投球数も約30球減るとの試算がある。
8月5日に開幕する夏の甲子園では、2部制の時間帯を大会第1日から第10日までに拡大するなど、暑さ対策を強化するが、飯田氏は「七回制」には反対だ。
「七回では、もうあっという間。野球がつまらなくなっちゃう。やるのは選手たちなんだから、選手の意見を最優先にしてほしい」
代わりに飯田氏が提案するのが、現行20人のベンチ入り枠を25人程度まで増やすこと。審判員も交代制にするなど、「試合を短くする」以外の策を探るべきだと訴える。


















