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菅谷齊東京プロ野球記者OBクラブ会長

1943年、東京都生まれ。共同通信社でV9時代の巨人をはじめ、阪神などを担当。1970年代からメジャーリーグも取材した。野球殿堂選考代表幹事を務めたほか、三井ゴールデングラブ賞設立に尽力。現在は東京プロ野球記者OBクラブ会長。

日本ハムで起きたプロ野球史上ワーストクラスで情けなくみっともない出来事

公開日: 更新日:

 このスノー、実はれっきとしたプロ野球選手だった。60年代半ばにメッツなどのマイナーに在籍し、73年には大学のコーチを務めていたとか(大学名は不明)。過去にレッズからスカウトされたものの、契約寸前に新婚旅行で自動車事故に遭いチャンスを逸したという話もあった。

 5月になって三原社長が「帰国理由はホームシック」と説明し、「再来日しても契約はしない」と明言。エースナンバーの成績が皆無の情けなくみっともない出来事だった。「スノー、溶けてなくなった」「魔術師、魔術に遭う」などとずいぶん冷やかされた。

 その遁走騒ぎが鎮まると6月に新たな外国人投手を獲得。マイク・ケキッチという元大リーガーでレンジャーズのファームからやって来た。三原社長いわく「後半戦の切り札」。中西監督も「投手陣がそろった」と喜んだ。背番号はあの「18」である。

 ところがこの人物、米国では「スワッピング投手」として知られる存在だった。ドジャースから69年にヤンキースに移籍すると、同僚のフリッツ・ピーターソン夫妻と“ワイフ交換”をやってのけ同居。大リーグの“とんでも事件”の1位にランクされる騒動の主だった。

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