末吉良丞の左肘を巡ってプロスカウトは疑心暗鬼 すでに手術済み? “素材はドラ1”でも評価定まらず
末吉本人は「肘はもう問題ない」と話しているし、U18の指揮を執る岡田監督も末吉の状態は良いと判断している。
「何より投球フォームがいい。下半身の使い方がうまく、体重移動はスムーズ。球持ちが良く、ボールをかなり捕手寄りで離すことができる。コントロールもいいし、打者との駆け引きもうまい。ただ、日頃のブルペンでの投球練習を見る限り、日本代表に選出されている他の投手たちと比べると球威はいまひとつに見える。肘の問題さえクリアされれば、間違いなくドラフト1位クラスですが……」とはパ・リーグのスカウト。
左肘靱帯の部分断裂の程度が正確に分からないだけに、プロ側はどう評価すべきか逡巡しているようなのだ。
「プロ入りする以前の選手の状態や情報に関しては、スカウトが責任を負う。担当スカウトは本人の問題ないというコメントを信用していいか、あちこち手を尽くして調べてますけど、部分断裂の程度に関しては把握しかねています。ドラフト候補も所属チームの監督も、わざわざ自分の評価を下げるようなことを言うわけがありませんから。かといって、病院に連れて行ってMRI検査を受けさせるわけにもいきませんしね」
末吉は8月29日、大学日本代表との試合の九回1イニングに登板。打者3人をピシャリと抑えたものの、セ・リーグのある編成担当はこう言って頭を抱えている。


















