松井秀喜は優勝旅行にバット持参 初日の夜から汗だくでスクワット「凄い。こいつには勝てないわ」
松井と苦笑いしながら到着したゴールドコースト。ホテルの部屋に入ってビックリしたのは松井が荷ほどきのために開けたスーツケースでした。斜めにバットが1本、入っていたのです。
もちろん僕は、野球道具などボールひとつ持ってきていません。
もっと驚いたのが初日の夜。先輩選手らと飲みに出た僕が部屋に戻ったのは、夜中の1時すぎでした。ドアを開けると中は真っ暗。なんだ、松井も遊びに行ってまだ帰ってきてないんだ。そう思いながら、フラフラになってベッドに倒れ込むと、外から聞こえる異音が気になりました。
ふんっ、ふんっ。
カーテンを少しめくってバルコニーの様子をうかがうと、そこには汗だくになってスクワットをする松井がいたのです。
凄い。やっぱ、こいつには勝てないわ。
素直にそう思わされました。
といっても、部屋の中では相変わらずのマイペース。松井が先に帰っているときは、起こしちゃ悪いとこっちは抜き足、差し足で電気もつけずにベッドにもぐり込んでいるのに、僕が先に寝ていると、松井はドカドカと入ってくるや、ベッドサイドのライトまでつけ始める。そして、新品のTシャツやらポロシャツやらをバリバリ、ガシャガシャと大きな音を立てながら、ビニール袋から取り出したりするのです。


















