(3)心臓のあたりが痛い…大概は「逆流性食道炎」

公開日: 更新日:

心臓病が心配です!」と言って患者さんが受診してきます。

 どうして心臓病が心配なのか、その根拠を聞くと「心臓のあたりが痛いです」。

 なるほど、それは心臓病が原因かも知れません。しかし、大概は逆流性食道炎という状態です。酸性度の強い胃液がときおり逆流して食道に流れ込んでしまうと、息苦しい感覚に襲われたり、みぞおちや背中、左乳首の上あたりにキリキリとした痛みを感じてしまうことがあります。通称、ガード(GERD)と呼ばれています。

 こんなふうに、心臓病かも知れない、という症状を引き起こすのは、逆流性食道炎以外にも胆石症、気胸などたくさんあります。いろいろと可能性があるので「犯人捜し」は簡単ではありません。胃カメラでのぞいても、あまり情報は得られません。逆流性食道炎が起こっていても、胃カメラで観察しても胃や食道の粘膜が「これはヒドイ!」となっているとは限らないのです。

 まずは胃酸を抑える薬を飲んで様子を見ます。心臓病の治療を受けるつもりで来た患者さんに、胃や食道、胆のう、肺といった他の臓器の病気も疑う必要があるのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  3. 3

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 4

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  5. 5

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  1. 6

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  2. 7

    1ドル=160円にらむ円安進行に後手後手…日銀「4月利上げ後退」で庶民生活はジリ貧の一途

  3. 8

    桑田真澄氏が《ポスト阿部に浮上》の悪い冗談…ファンの期待と球団の評価には大きな乖離

  4. 9

    足元ではコメ値下がりも新たな問題が…加工米が4万トン不足で日本酒業界もピンチ

  5. 10

    玉川徹、橋下徹、杉村太蔵、カズレーザー…いま一番視聴率が取れるコメンテーターは誰?