胸やけで考えられる病気は? 心臓病が隠れているケースも

公開日: 更新日:

 胸やけは食事の後などに、胸が焼けるような感じや痛み、違和感がある症状です。考えられる病気は一般的に「胃食道逆流症」です。

 これは、胃酸が食道に逆流することによって、みぞおちのあたりが焼けるように感じる胸やけを起こしたり、酸っぱい液体が上がってくるなどの症状、食道の粘膜が荒れて食道炎を発症する病気です。内視鏡検査(胃カメラ)を受けて、食道の粘膜変化が認められたら、「逆流性食道炎」と診断されます。

 食道の粘膜変化がない場合は、「非びらん性胃食道逆流症」と呼びます。

 主な原因は、お酒の飲みすぎや脂っこい物の食べすぎ。アルコール、コーヒー、炭酸、天ぷらやフライなどの揚げ物、甘いもの、酸っぱいもの、たばこを日常的に多く摂取したり、肥満、前かがみの姿勢の人に発症しやすいです。

 そういった一時的な生活習慣の乱れによるものは、通常は数日で元に戻りますから心配ありません。ただし、胃食道逆流症による、胸やけやげっぷが続く人の10%前後は大病を抱えている可能性があります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?