著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

南原清隆がお笑いコンプレックスを克服した“古典”の強さ

公開日: 更新日:

「お笑いに対してコンプレックスがあったんですよ」
 (南原清隆/TBS系「A-Studio+」2月13日放送)

  ◇  ◇  ◇

 デビュー以来、お笑い界の第一線で活躍し続けているウッチャンナンチャンの南原清隆(61)。そんな彼が打ち明けた一言が今週の言葉だ。同じことを話すのが、なかなかできなかったのだ。

 例えばスタジオコントを撮影する際は、リハーサルを何度かやって本番に臨む。すると、その都度アドリブを入れるため、どうしても形が変わってしまう。変わるだけならいいが、最初の面白さを再現できていないと感じていた。一方で相方の内村光良はそれができる。だからコンプレックスに感じていたのだという。

 それを克服するために南原が選択したのが「古典」。狂言をはじめとする古典芸能の勉強を始めたのだ。

 そもそも南原のお笑いの“原点”も古典である落語だった。高校の後輩の放送作家で「このミステリーがすごい!」の大賞を受賞した小西マサテルは、その面白さに衝撃を受けたという。部活のオリエンテーションのとき、ある教室から何度も爆笑が起こっていた。教師も見に来ていて超満員。「朝起亭はなぢ」こと南原が桂枝雀 (2代目)の十八番の「鷺とり」をやっていたのだ(扶桑社「深解釈オールナイトニッポン」2022年9月9日発売)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍J髙橋宏斗サイドがドジャースと“濃厚接触”!来オフ移籍は「十分ある」の怪情報

  2. 2

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  3. 3

    橋下徹氏がまともに見える皮肉…米イラン攻撃で馬脚を現した「御用文化人」の逃げ腰と保身

  4. 4

    自民が予算委で“高市封印シフト” 首相が答弁から逃げ回るトンデモ事態にSNSで批判殺到

  5. 5

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  1. 6

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種

  2. 7

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 8

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 9

    日テレの音楽番組は終了も、有働由美子は黒柳徹子の後を継ぐ対談番組の有力候補か

  5. 10

    高市首相側の関与はあったのか? 暗号資産「サナエトークン」が大炎上! 金融庁が調査を検討