「明治・妖(あやかし)モダン」畠中恵著

公開日: 更新日:

<明治の銀座が舞台の怪奇小説>

 江戸から明治になってまだ20年、銀座4丁目交差点の派出所の原田巡査は、雷を恐れて逃げ込んできた小悪党の伊勢らに以前に出合った事件のことを語り出す。それは牛鍋屋での騒動が発端だった。店主の妹・みなもに惚れる待合主の下谷の用心棒・木島が、彼らを快く思わない常連客らと衝突。数日後、アーク灯の届かぬ暗闇で、その常連客らが相次いで「かまいたち」の被害に遭った。自らも襲われた原田は、下谷の正体を突き止めるため、彼がみなもにプレゼントした翡翠(ひすい)のブローチの出どころを調べ始める。そんな中、みなもが何者かに連れ出されて行方不明に。(「煉瓦街の雨」)

 明治の銀座を舞台に描く怪奇連作小説。
(朝日新聞出版 1400円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 2

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  3. 3

    ド軍指揮官が佐々木朗希に「計算できない投手は要らない」…正念場のカブス戦で怖い「魔の三回」

  4. 4

    巨人・甲斐拓也「あと4年続く地獄」…FA入団2年目にして上にも下にも居場所なし

  5. 5

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  1. 6

    (5)梶原一騎は「極真の若いやつらが襲ってきたらドタマかち割ってやる」と特殊警棒を振り回した

  2. 7

    「再始動」報道続々の中居正広氏がカムバックする日 「悪名は無名に勝る」と業界が虎視眈々のワケ

  3. 8

    山﨑賢人が「ジョン万」に起用 NHK大河出演後は“大きなリターン”が待っている

  4. 9

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  5. 10

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病