「利権の復活」古賀茂明著

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<安倍政権の世論操作の実態>

 マスコミを利用して世論を操る安倍政権の巧妙なレトリックを分析して、そこに隠された思惑と利権のからくりを検証した政権批判の書。

 例えば原発事故の汚染水問題。安倍総理は、「国としてしっかりと対策を講じていく」と発言し、汚染水対策への国費投入が決定する。しかし、この決定が実際に意味するのは、東電の株主と債権者である銀行の資産を守り、国民に負担を課すというものだと指摘。

 その他、TPPやアベノミクス、憲法改正など重要政治課題に関する首相の発言の真意と背景を読み解き、改革派を装い国民の目を欺き、時に国民の不安をあおり世の中の空気を操作していくその手練手管を暴く。一方で、政官と「ITゼネコン」らの癒着構造にも言及。
(PHP研究所 760円)

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