「人の命は腸が9割」藤田紘一郎著

公開日: 更新日:

 人間の腸では、およそ1000兆個もの腸内細菌が活動しており、全身の健康に大きな影響を与えている。心の病気には、脳内のセロトニン量の減少が関係しているといわれるが、実はこれにも、腸が関わっていると本書。

 体内のセロトニン量はおよそ10ミリグラムだが、その前駆体は腸で作られている。また、うつ病患者には乳製品や卵、肉などセロトニンの原料となるタンパク質を多く取る食事指導がされるが、タンパク質がセロトニンになるまでには、腸内細菌が合成する葉酸やナイアシンなどが不可欠だ。うつ病患者の食事を調査すると、加工食品やファストフードなど腸内細菌のバランスを乱すものが多いことも分かっているという。

 腸の大切さを改めて思い知らされる。
(ワニ・プラス 800円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網