『「家族」難民 生涯未婚率25% 社会の衝撃』山田昌弘著

公開日: 更新日:

 未婚・離婚・死別などでシングル化が進む日本の行く末に警鐘を鳴らす社会時評。
 人間の幸福には「自分を必要とし大切にしてくれる存在(人)」との「親密な関係」が不可欠。家族難民とは、そうした親密な関係を誰とも築くことができない人々のことで、孤立死の予備群ともいえる。しかし、晩婚・未婚化に加え、離婚の増大や長寿化によって人々がシングルで過ごす期間は延びる一方だ。シングル化は、子供を産み育てた人と生涯シングルで過ごした人との間に社会保障をめぐる対立を生み出す可能性も秘めている。30年後に300万人を超えると予測される家族難民を生み出さないためにどうしたらいいのかを考察する。
(朝日新聞出版 1600円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?