「ストーカー病」福井裕輝著

公開日:  更新日:

■ストーカーは精神患者と説く本

 時に最悪の結果を招くストーカー事件。加害者と向き合ってきた精神科医の著者は、彼らに共通する被害者感情や激しい思い込み、飛躍した衝動性などの特異な症状から、ひとつの精神疾患ととらえるのが適切だと考えるようになったという。本書は、それをストーカー病と名付け、ひとつの病理として分析した解説書。

 ストーカー病の人とストーカー的な人との境界線、反社会性や自己愛性などのパーソナリティー障害や、発達障害が因子と思われるストーカー病のそれぞれのタイプなど、実際のストーカー事件を例に解説。その上で、ストーカーを病人として、適切な治療を行うことこそが、新たな被害者を生まないための有効な手段だと説く。
(光文社 1300円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  2. 2

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    「団十郎」襲名の海老蔵が「白猿」に込めた暴行事件の自戒

  5. 5

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  6. 6

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  7. 7

    実業家と交際報道も…深田恭子と亀梨の“愛犬散歩”目撃情報

  8. 8

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  9. 9

    芸人から女優へ イモトアヤコは“第2の泉ピン子”を目指す?

  10. 10

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

もっと見る