• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「あしあと」勝目梓著

■性行為の最中に創作のヒントがひらめき

 会社勤務のかたわらミステリー小説を発表する兼業作家の高橋は、妻の史子から聞いた夢の話をヒントに作品を書いたところ好評だったため、以来、史子の夢に頼って執筆をつづけていた。史子は性行為の最中、強いエクスタシーを得たときだけ予感めいたひらめきを得るのだ。実際に、数々の事件事故を予見したこともあった。しかし、そのひらめきをもたらすエクスタシーがいつ来るのかは2人にも分からない。締め切りが刻々と迫る中、ある夜、高橋はセックスを終えた史子からいつものパソコンではなく万年筆で小説を書くよう勧められる。(「万年筆」)

 作家生活40周年となる著者の到達点ともいえる官能性に満ちた短編作品集。
(文藝春秋 1700円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    崩れた圧勝皮算用 安倍3選という「終わりの始まり」<上>

  5. 5

    内部留保が過去最高446兆円 貯め込んでいる大企業はココだ

  6. 6

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  7. 7

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  8. 8

    安室奈美恵9.16引退余話 沖縄への“置き土産”は数十億円

  9. 9

    安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ

  10. 10

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

もっと見る