「それでも猫は出かけていく」ハルノ宵子著

公開日:  更新日:

猫の介護の全てが分かるコミックエッセー

 父は思想家で詩人の吉本隆明、妹は作家のよしもとばななという文学一家の著者。

 8年前に吉本家にやってきた捨て猫の「シロミ」は、馬尾神経症候群という障害を持ち、排泄のコントロールができない猫だった。

「オレも尿モレだから捨てろとは言えないなぁ」という父の一言でシロミを飼うことになるが、やがて父と母の介護も始まり、猫の世話とあわせて大忙しの日々を送ることになる。

 猫のオシッコの臭い対策やペット用おむつの上手な着け方、投薬の方法など、病気や高齢の猫とともに生きる際に役立つ情報が満載の本書。ペットの死という重いテーマも扱いながら、漫画家である著者のイラストによってユーモアも交えながら描かれていく。
(幻冬舎 1500円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の「大型契約」はいつ?

  7. 7

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    エ軍が大谷の復帰に慎重姿勢 あの日本人投手が反面教師に

  10. 10

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

もっと見る