「脳と体の疲れをとる仮眠術」西多昌規著

公開日: 更新日:

 GoogleやNIKEなどの有名企業や、NASA、そしてボストン・レッドソックスで活躍する上原浩治投手も取り入れているという積極的仮眠法「パワーナップ」について解説。

 夜に十分な睡眠をとっていたとしても、昼に仮眠の時間を入れることで、午前に活動した分の脳や体の疲れが取れる。さらには、午前に身に付けた技術や知識が増強される効果もあるという。

 パワーナップは、横になって眠ると効果は薄れる。理想の寝方は座ったままの姿勢で、首はガクンとうなだれるのではなく起こした状態を保つことだ。これによって交感神経が刺激され、体も脳も午後に向けて活発に働かせることができるという。

 明日の昼休みから、取り入れてみてはいかが。

(青春出版社 830円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ