「体の不調は『首こり』から治す、が正しい」三井弘著

公開日: 更新日:

 スマホやパソコンの使用で、首を常に前傾させた姿勢でいることが多い現代人。これによって生じている問題が“首こり”だ。

 首には、神経の束である脊髄や、大切なホルモンを分泌する甲状腺、そして血管や気管、食道など生命維持に重要な役割を担う器官が通っている。そのため、首に不具合が起こるとその影響は首だけにとどまらず、全身の機能やメンタルヘルスにまで及ぶという。

 首に不具合が生じると、「肩こり」→「頭痛・めまい」→「手のしびれ」という3段階を経て悪化していく。気になる自覚症状がある人は、すぐに首こりの解消を行いたい。壁に向かって行う腕立て伏せやもも上げなどの簡単な体操から、座り方、寝具の選び方など、首をケアする工夫も紹介する。

(SBクリエイティブ 760円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」