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磯崎新、安藤忠雄らのインタビューでつないだ建築ドキュメンタリー「だれも知らない建築のはなし」

 近頃とんと耳にしないのが「ポストモダン」。バブルの代名詞みたいなのがあだになった感があるが、ほんとにバブルの共犯だったんだ、と思わせるのが今週末封切りの映画「だれも知らない建築のはなし」。

 当時肩で風切る体だった建築家・磯崎新を筆頭に、彼が海外に紹介した後進の伊東豊雄と安藤忠雄、彼らを迎えたP・アイゼンマン、C・ジェンクス、R・コールハースらのインタビューで構成されるドキュメンタリー。絵柄はいたって地味だが、それぞれ別個のインタビューをつなぐ編集の腕で、さながら批判とびかう論戦の様相を見せるのがおかしい。

 ことに耳に残るのが「日本の建築家は話べたで引っ込み思案。それが彼らの作品を神秘的に見せた」というコールハースの指摘。「磯崎は突然だめになった」というアイゼンマンの揶揄の一方、日本側は終始あいまいな低姿勢のまま。バブル期最後の大プロジェクトになった福岡で、海外の人材ばかりが重用され、「日本人の仲間が少なくて寂しかった」とまで言われるのだ。

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