「この1冊で早わかり!日本の古典50冊」阿刀田高監修

公開日: 更新日:

 人生に啓示を与えてくれる一冊から面白エンターテインメントまで、解説とダイジェストで日本を代表する古典を紹介する入門書。

 古事記や日本書紀にはじまり、万葉集や源氏物語など教科書でもお馴染みの定番はもちろん、平安時代に書かれた体系的な庭造りの秘伝書「作庭記」や、鎌倉時代の高僧・栄西による茶に関する本「喫茶養生記」などの実用書から、あの貝原益軒が著した教育論書「和俗童子訓(女大学)」までさまざまなジャンルを網羅。

 生涯に関わった男女4000人以上という世之介の放蕩生活を描いた浮世草子「好色一代男」と同じ作者によるビジネス指南書「日本永代蔵」など、硬軟合わせて50冊をガイド。

(三笠書房 630円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?