安保法案強行採決で考える「日本はなぜ戦争に突き進んだのか」

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「夏の花」原民喜著

 原爆で一命を拾った「私」がその目で見た惨禍をつづった原爆小説。

「被災者に差し伸べる手がないジレンマ、肉親を見殺しにしないと自分が生き残れない究極の選択を迫られる様子が淡々と描かれています。原爆ですべてを失った苦い経験があるのに、東日本大震災の原発事故でまた元に戻ってしまった。自然や人の生活が元に戻るまでの長い年月について考えさせられる一冊です」(集英社 362円+税)


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