【生き物の世界特集】

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「身近な鳥の生活図鑑」三上修著

 仕事、仕事で追いまくられる生活を送っていると、人は自分が地球上に生きる動物の一種であることを忘れてしまう。そんな時こそ、生き物としての本能を呼び起こしてくれる本の海にダイブすべし。今回は、人間にとって身近な生き物から大自然の野生動物まで、それぞれの世界にひたれる本を4冊ご紹介!

 大自然のなか躍動感あふれる生き物の営みを感じたいと願っても、日々、通勤電車に揺られる都市生活者には、なかなかそんな機会は訪れない。だからといって、コンクリートジャングルでは生き物とのふれあいはかなわぬ願いなのか……と諦めてしまうのは早計だ。都市に順応し、都市を生きるための環境として活用している鳥たちがいる。そんな身近な街中の鳥の生活を解説してくれるのが、三上修著「身近な鳥の生活図鑑」(筑摩書房 940円+税)だ。

 日本には現在約600種の鳥がいて、そのうちの約50種が街の中で暮らしている。街中にそれだけの鳥がいるのだから、バードウオッチングのために森に出かけなくても、実は意識さえすれば彼らの生態を日常生活の中で観察することができるのだ。

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