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「小説 新聞社販売局」幸田泉著

 大和新聞社の記者・神田亮一は編集局長の古石に疎まれて、37歳で販売局に異動となった。くさっている神田に、担当員になれという追い打ちが。担当員とは新聞販売店を任せる人材を探し、その新店主を育てる仕事だ。販売店に挨拶まわりをしていたら、そのうちの一店が入金拒否をするというトラブルが発生。販売店には新聞社から実際の購読者の数よりかなり多い部数が送られるが、余った分の代金300万円は払わないというのだ。上司に相談したら、その分はお前が立て替えろという。どうも前任者が変な工作をしているらしい。

 全国紙社会部や販売局を経験した著者が新聞社の闇を描くリアル小説。(講談社 1500円+税)


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