「偽装中流」須田慎一郎著

公開日: 更新日:

「GDP600兆円」が格差拡大になるカラクリ

 安倍首相は、「分厚い中間層」の復活を念頭に2020年に向けて「1億総活躍社会」なるスローガンを打ち出しているが、格差の拡大、二極化が進む現状で再び「分厚い中間層」をつくり出すことは不可能だと著者は指摘する。

 人並みに頑張っていれば、誰もが報われた時代はこの先二度とやってくることはなく、今は中流だと思っている人でも、下流に転落してしまう恐れすらある。1億総活躍社会の実現のために打ち出した新3本の矢のひとつ「GDP600兆円」は薄給で働く人を増やすことでしか実現できないとそのカラクリと政権の意図を暴く。

 2020年以降に噴出するさまざまな問題を見据え、安倍政権の政策を徹底批判した警世の書。(KKベストセラーズ 1400円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    厚労省が政権に忖度か 感染者急増の北海道で“検査妨害”

  2. 2

    パンデミックが起きても慌てない 今から始める備蓄リスト

  3. 3

    娘の誕生日ケーキ代を払ってくれた謎の女性の伝言に号泣!

  4. 4

    少なすぎる新型コロナ検査数…安倍政権“陽性隠し”の言い訳

  5. 5

    再雇用中の64歳 大病などがなかったのに退職金が漸減した

  6. 6

    白井聡氏 75年前の失敗のツケを我々の手で清算しなければ

  7. 7

    中居正広「気持ち尊重」発言の意味…退所の真相はリストラ

  8. 8

    どケチ政権が! コロナ対策費に志位委員長「小さすぎる」

  9. 9

    フェイク・タンを塗ったまま授乳…赤ちゃんの写真が拡散!

  10. 10

    新型コロナ感染拡大で現実味…東京五輪返上で20兆円消失

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る