「正しい肉食」熊谷修著

公開日: 更新日:

 昨夜は焼き肉を食べてしまった……。中高年になると、肉食は健康を損なうような気がして、後ろめたい気持ちすら湧いてくる。しかし、50歳を過ぎたら肉は毎日食べるのが正解だという。「メタボ対策で野菜中心の食生活です」などと言っている人は、老化が早まり、脳卒中心臓病のリスクを高めかねないとしている。

 人間の体は主にタンパク質でできており、臓器や血液、ホルモンもタンパク質で成り立っている。タンパク質は加齢に伴い減少していくため、食事で補わなければ全身の老化は進むばかりなのだ。

 もし、あなたが10メートル前を歩いている人を速足で追い越すことができないならば、すでに老化の第一歩である筋力が衰えている証拠。1日80グラムの肉食生活を始めてみては。(集英社 1200円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール