「ベビー社員――職場をイライラさせる幼稚な人の深層心理」田北百樹子著

公開日: 更新日:

「感情を抑えられず、いつも不満や怒りを周囲に当たり散らしているおじさん」や、「自分にスポットライトが当たらない仕事だと、すねて不機嫌になる女子社員」など、いい年をして行動や思考が幼稚な人々。近年、職場で増殖するこうした問題社員を「ベビー社員」と名付け、その深層心理を分析し、対処法を示したビジネステキスト。

 ベビー社員特有の行動の源泉には「自己愛」があるという。自分より優れた人を認めず、誰かが自分よりも上に行こうとすると嫌みを言ったり、よくない噂を吹聴し相手を陥れようとしたりする「ヒガミーライン型」など、ベビー社員を5つのタイプに分類。多くの事例を紹介しながら、その扱い方を伝授する。(PHP研究所 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ