「仕事なんか生きがいにするな」泉谷閑示氏

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「戦後は衣食住を満たすことで精いっぱい。高度経済成長期からバブル経済の右肩上がりの時代は、稼ぐため、生活を便利にするために夢中になった。その結果、現代社会では情報化が進み、24時間、ワンクリックで欲しいものが手に入るようになりました。ただ、生活が便利になることと引き換えに私たちは主体性を失ったのです」

 著者が言う主体性とは、自分がこうしたい、という純粋な欲求や考えのこと。そしてそこには喜びがある。

 消費社会の中で、我々は「役に立つか立たないか」「わかりやすいか」「面白いか」を求めるようになり、やがてそれは人に対しても求められるようになった。仕事では、人間は生産マシンのように捉えられ、会社や他人、出世のために“労働”することに価値が見いだされた。何のために働くのか、何のために生きるのか。それを考えることもできなくなったのだ。

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