「エロい昔ばなし研究」下川耿史著

公開日: 更新日:

 名作文学に描かれた日本人の性生活、性風俗を読み解きながら、日本人の性文化の歴史をたどる面白文学エッセー。

 古事記では、大国主命など、さまざまな名前で呼ばれる大黒様。因幡の白うさぎを助けたときは、実は日本初の夜ばいに出かける途中だったという。

 その他、「私も人妻と交わりたいから、他の人も自分の妻と交わって欲しい」という期待を歌うなど、「万葉集」の歌に見られるさまざまな愛と性の形、3000人以上の女性と関係した在原業平の一代記「伊勢物語」、「源氏物語」に描かれる売春宿など。奈良時代から昭和まで各時代の作品を一望。各作品を手掛かりに、専門家も避けて通り、学校でも決して教えてくれない日本人の性の本質に迫る。

 (KKベストセラーズ 815円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 3

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった

  2. 7

    高市首相「私の悲願」やはり出まかせ…消費税減税「断念」に向け経済界・財務省・自民党・マスコミが包囲網

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  5. 10

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ