「子どもの病気 常識のウソ」松永正訓著

公開日:  更新日:

 19年間、大学病院の小児外科で手術や抗がん剤治療に携わり、11年前から小児クリニックの院長になったという著者が小児医療の「常識」に問題提起した本。例えば「早く風邪薬を飲むと、早く効くような印象があるが、本当なのか?」という疑問に、「人類は風邪ウイルスを退治できない」と断言し、「風邪がひどくならないうちにクリニックを受診すれば、早く風邪が治るというのはウソ」と教えてくれる。それどころか、過去の風邪薬の中には無効な成分や危険な成分が含まれていたというから驚きだ。

 ほかにも「アトピー性皮膚炎にステロイドは危ないのか?」「モーチョーは簡単な病気なのか?」など親が陥りやすい誤解や思い込みを正確な医学知識で解いてくれる。

(中公新書ラクレ 840円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  4. 4

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  5. 5

    水道民営化のウラに…麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報

  6. 6

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  7. 7

    長澤まさみが表紙V15 「東宝カレンダー」泣き笑いの面々

  8. 8

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

  9. 9

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  10. 10

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

もっと見る