頭と心を癒してくれる昆虫ワールド
あるわけないけど、ありそうな昆虫たちのやりとりに、思わずクスリとほおが緩む、まさに癒やし系コミック。
後半は、子どもたち(オタマジャクシ)の将来を心配する「イクメン」ヒキガエルが主人公の中編コミック。大人になったら、パイロットや花屋になりたいと将来の夢を語るオタマジャクシたちが、カエルになると知った時の反応に困惑するヒキガエルがちょっと涙を誘う。
年末の忙しさがピークを迎える中、オーバーヒート気味の頭と心を柔軟にしてくれるお薦め本。
(宝島社 980円+税)