「皮膚は『心』を持っていた!『第二の脳』ともいわれる皮膚がストレスを消す」山口創著

公開日: 更新日:

 皮膚は「第二の脳」であり、肌に触れることは、心に触れることだ。そう考える著者は身体心理学を30年間研究し続ける桜美林大学教授で臨床発達心理士。皮膚は聞き、感知し、記憶するという。

 そもそも皮膚と脳はもともと同じ外胚葉から分化したもので、根は同じ。だからこそ皮膚は脳に勝るとも劣らない情報処理能力を備え、突出した面積の広さから、多くの感覚を感知しているのだという。

 皮膚は耳では聞こえない超音波や低周音を知り、光や色すらも感じる。

 こうした皮膚の仕組みがわかれば仕事や人間関係もうまくいくに違いない。

(青春新書 930円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン