「西郷どんと篤姫」中江克己著

公開日:

「維新三傑」のひとり、西郷吉之助(隆盛)と、13代将軍家定の正室・天璋院篤姫の知られざる絆を描く歴史読み物。

 薩摩藩の下級武士の家に生まれた吉之助は、28歳のとき、藩主・島津斉彬に見いだされ、庭方役に任じられる。斉彬の極秘の仕事を手助けしたり、情報収集など、秘書の役割を果たす。篤姫の大奥への輿入れの際には、斉彬に命じられ、調度品や衣装の支度にも奔走する。

 13年後、吉之助は新政府軍の指揮官として大軍を率いて江戸に進軍。伝え聞いた篤姫は、徳川宗家の家名と江戸の町を守るために嘆願書をしたため、吉之助に届け、江戸城総攻撃の中止に貢献した。生涯でたった一度しか会見しなかった2人の人生をたどりながら、幕末維新を描く。

(青春出版社 830円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の「大型契約」はいつ?

  7. 7

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    エ軍が大谷の復帰に慎重姿勢 あの日本人投手が反面教師に

  10. 10

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

もっと見る