「ゲノムが語る人類全史」アダム・ラザフォード著 垂水雄二訳 篠田謙一解説

公開日: 更新日:

 DNA解読技術が進み、ネアンデルタール人の骨髄から採取されたミトコンドリアDNAはすべての現生人類のミトコンドリアDNAとは異なることがわかった。ところが、クロアチアで発見された3万8000年前のネアンデルタール人のDNAから、われわれの祖先であるホモサピエンスとの交配があったことがわかった。ヨーロッパ人のDNAの2・7%がネアンデルタール人由来だという。また、ネアンデルタール人はシベリアの奥地で発見された第3の人類、デニソワ人とも交配していた。デニソワ人のDNAからは、骨が見つかっていない第4の人類との交雑が判明している。

 書き換えられた人類進化の歴史を解説する。

(文藝春秋 2250円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    小林旭さん87歳「元気の秘訣? 食いたいときに食って、寝たいときに寝て」

  3. 3

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  4. 4

    水前寺清子(3)「今でも、小国では寝ながら歌った話が語り継がれているそうです」

  5. 5

    山川穂高が「4.5億円の置物」に…ソフトバンクが頭を痛める“引き取り手”の付かない厳しい現実

  1. 6

    阪神・梅野隆太郎に「衰えを強いる」藤川監督の起用法…生え抜き正捕手から不遇際立つ

  2. 7

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  3. 8

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 9

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  5. 10

    芸能人の「植毛・ズラ事情」教えます 小倉智昭さんは4種類使い分けていた