「大谷はヤンキースに敬意なし」と専門家…大差をつけた試合中に“居眠り”の深層

公開日: 更新日:

 ドジャースが10-1とヤンキースに大差をつけてリードしていた五回表の守りだった。

 ヤンキースに2死二、三塁とされ、迎える打者はグリシャム。次打者はジャッジという場面でベンチで居眠りをしていたのが日本時間6月1日の大谷翔平(30)だ。

 ベンチの手すりに頭をつけてスヤスヤ。慌てて開けた両目をパチクリさせて周囲を見回す様は、まるで授業中に居眠りをしていた生徒のようだった。

 前日のナイターでメジャートップの21、22号本塁打を放つと、この日の薄暮ゲームの試合前には中5日となるライブBPで29球。試合では2安打で勝利に貢献し、大量リードの六回に代打を送られてお役御免となったものの、生まれたばかりの赤ん坊の夜泣きもあるだろうし、寝不足だったのは想像に難くない。

 しかし、大谷が居眠りをした理由はそれだけではなさそうだ。

 昨年のワールドシリーズと今回の2試合でヤンキースとドジャース、彼我の差が露呈した。

 例えば前日の試合だ。ドジャースのフリーマンが三本間に挟まれながらも、一塁走者と打者走者にどんどん進めと手を振るジェスチャーで指示。三塁走者のエドマンが、三塁ゴロで、あえてラインの内側を走って生還するシーンもあった。走者が捕手に重なって見えるため、三塁手に本塁へ投げにくくさせる基本的な走塁ではある。1つでも先の塁を狙う姿勢や、相手の嫌がるプレーが徹底されていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    不倫騒動から3カ月…田中圭のポーカー遠征に永野芽郁が同行? Xで検証作業が沸騰する異様

  3. 3

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  4. 4

    やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選

  5. 5

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  1. 6

    新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”

  2. 7

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  3. 8

    渡部建のトイレ不倫を「許してない」と発言…妻・佐々木希それでも第2子出産の違和感と本音

  4. 9

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  5. 10

    池上彰氏がテレ東選挙特番からネットにシフト…テレビ報道の限界とYouTuberとしての活路