佐藤輝明&森下翔太が今季2度目のアベック弾で本格開眼も…阪神藤川監督が悲喜こもごものナゼ
阪神の3、4番が、今季2度目のアベック弾で存在感を示した。
1日の広島戦で初回に3番・森下翔太が先制2ラン、八回には4番・佐藤輝明がダメ押しの3ランを放ち、チームは敵地マツダスタジアムで会心の3連勝。30勝20敗2分けの貯金10と首位固めに成功した阪神は、3年連続首位で交流戦(3日開幕)突入である。
それにしてもよく打つ。佐藤輝はリーグ最多の13本塁打、37打点をマーク、自身初となる本塁打、打点の2冠を視野に入れるだけでなく、打率.290、出塁率.343と確実性も格段に向上。この日、3安打2打点を挙げた森下も、佐藤輝に1差の36打点とし、自身初の打点王のチャンスがある。打率.285、8本塁打とあわせて、打率.275、16本塁打、73打点だった昨季を上回る数字を残す勢いだ。
本格開眼した左右大砲が年間通して好調を維持し続ければ、2年ぶりのリーグ優勝に向けて追い風になるのは間違いない。
「来春WBCの侍ジャパン選出も確実でしょう。これは2人にとって願ったりかなったり。揃って将来的なメジャー挑戦の夢があり、メディアを通じてその意思を公言している。メジャー30球団の『ショーケース』ともいわれるWBCに出場して活躍し、アピールすることは、夢をかなえるうえで不可欠です」(在阪放送関係者)