「朽ちないサクラ」柚月裕子著

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 県下でストーカー殺人事件が発生。その後、所轄署が署員の慰安旅行のために被害者の両親が出そうとしていた被害届の受理を引き延ばしていたことが地元紙の報道で発覚する。

 記事に憤慨した県民からの抗議電話の対応に追われる県警広報広聴課の泉は、心が晴れない。数日前に親友で、特ダネを報道した地元紙の記者・千佳と食事をした折に、ひょんなことから慰安旅行のことがばれてしまったのだ。

 泉は千佳が記事を書いたと疑うが、その夜、再び会った彼女は記事を書いたのは自分ではないと主張。身の潔白を証明してみせるとまで言い切る。1週間後、川で千佳の溺死体が見つかり、捜査で他殺と判明。泉も事情聴取を受ける。

 小説巧者による徹夜必至の警察小説。

(徳間書店 680円+税)


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