「朽ちないサクラ」柚月裕子著

公開日:  更新日:

 県下でストーカー殺人事件が発生。その後、所轄署が署員の慰安旅行のために被害者の両親が出そうとしていた被害届の受理を引き延ばしていたことが地元紙の報道で発覚する。

 記事に憤慨した県民からの抗議電話の対応に追われる県警広報広聴課の泉は、心が晴れない。数日前に親友で、特ダネを報道した地元紙の記者・千佳と食事をした折に、ひょんなことから慰安旅行のことがばれてしまったのだ。

 泉は千佳が記事を書いたと疑うが、その夜、再び会った彼女は記事を書いたのは自分ではないと主張。身の潔白を証明してみせるとまで言い切る。1週間後、川で千佳の溺死体が見つかり、捜査で他殺と判明。泉も事情聴取を受ける。

 小説巧者による徹夜必至の警察小説。

(徳間書店 680円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  3. 3

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  4. 4

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

  5. 5

    今度は雑誌がバカ売れ…女性の圧倒的支持を得た白石麻衣

  6. 6

    偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

  7. 7

    4K&8Kテレビの選び方は…両方導入したプロが基礎を解説

  8. 8

    家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間

  9. 9

    専門家が指摘…あおり運転は善良なドライバーもやっている

  10. 10

    上沼恵美子で騒ぐ連中の勉強不足…便乗TVもどうかしている

もっと見る