• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「明智小五郎回顧談」平山雄一著

 著者は現役の歯科医師にして、江戸川乱歩研究の第一人者という肩書を持つ。そもそも明智小五郎の年代学に興味を持ち、私家版を発表したのが1989年のこと。それから、「明智小五郎読本」「明智小五郎事件簿」の企画に参加、それが縁で10年以上書きためていた本書が日の目を見ることになる。

 この小説の特徴はたくさんの実在の人物、小説の人物が登場することにある。著者いわく、「時代背景を示唆する」ためだそうだが、フルネームは提示しない。読者に謎かけをしているのだ。

 物語は明智の父親が誰か、一高・帝大時代の暮らしぶり、乱歩との邂逅、二十面相との秘められた関係など明智小五郎の謎めいた生涯を名探偵自身が独白していく。(集英社 2200円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  3. 3

    屈辱の本拠地負け越し…巨人が東京ドーム嫌いになったワケ

  4. 4

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  5. 5

    アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

  6. 6

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  7. 7

    K-POPガールズ空前のブーム レコード会社熾烈争奪戦の行方

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    G由伸監督初の会見拒否から一夜…手負いの岡本と心中決断

  10. 10

    BTSとのコラボ中止に賛否 顔に泥塗られた秋元康“次の一手”

もっと見る