「貝社員 浅利軍平」浜口倫太郎著

公開日: 更新日:

 浅利軍平はビール会社の営業マンだが落ちこぼれで、本社ビル地下の営業4課に配属されている。同僚からは、海の底、砂に埋もれている貝になぞらえて、「貝社員」と揶揄されている。実際やる気ゼロ。外回りに出ても漫画喫茶で昼寝。そんな4課に元Jリーガーだという川畑が入社してくる。

 翌日、浅利は課長命令で、川畑を連れ、新橋の飲食店にあいさつ回りに行く。ライバル会社に独占されているこの界隈で、川畑が果敢に攻勢に出るのだという。ここから貝社員たちが変わり始めた。目標に定めたのはクリエーティブな新商品の開発で、研究所の同僚のおかげで開発には成功するのだが……。

 落ちこぼれたちの涙ぐましい奮闘を描いた痛快エンターテインメント小説。(講談社 1550円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  3. 3

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  4. 4

    マラソン大迫傑が牙をむいた日本陸連の「本音」と「忖度」

  5. 5

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  6. 6

    「失われた10年」を「30年」に拡大させた戦後の無責任体制

  7. 7

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  8. 8

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  9. 9

    ジャニーズ頼みは厳しい?ドラマ視聴率と主題歌の相反関係

  10. 10

    衆院沖縄3区補選 屋良朝博氏の勝利に敢えて水を差す

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る