「蛇足屋勢四郎」中村朋臣著

公開日: 更新日:

 千住小塚原の刑場で斬首され埋められた罪人の屍を持ち去る盗っ人が出没。風評被害に悩む旅籠の主人らに頼まれた便利屋の勢四郎が、深夜、刑場で待ち伏せていると、賊が現れた。しかし、彼らの頭領と思われる男は、剣術では江戸で5本の指に入るといわれる勢四郎と互角の腕前で、屍を盗む理由も問いただせぬまま逃げられてしまう。

 翌日、今はほうき屋として世をはばかりながら隠密で悪人退治をしている元大目付・近藤に呼び出された勢四郎は、最近、商家を狙う強盗が相次いでいると教えられる。どうやら、その一味の背後には、勢四郎の因縁の相手・鳶沢がいるようだという。

 奉行所に聞き届けてもらえないような困りごとを片付ける「蛇足屋」勢四郎が活躍する剣豪小説。

(光文社 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督が優勝特番で福本豊氏とバチバチ!「何もせえへんかった」に反論、露呈したOBとの溝

  2. 2

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  3. 3

    高市首相“利益誘導”自慢の呆れたセンス…国交省1兆円交付金「確保」335回もアピール

  4. 4

    高市首相「脱リフレ宣言」は不発に…虚しく響いた所信表明演説の「市場」ラブコール5連発

  5. 5

    石橋静河「ブラッサム」は“朝ドラ勝ちパターン”! 15%→13%台でも中盤で盛り返す“2つの条件”

  1. 6

    【12球団】プロ野球2026年 戦力外通告選手(随時更新)

  2. 7

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  3. 8

    『アイヴ・ガッタ・フィーリング』寒空の屋上でノリノリ演奏も…カンペ見ながら歌うリアル

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    松嶋菜々子「救命病棟24時」第6シリーズで夫の反町隆史と“共倒れ”か…フジ「月9」三重苦とは

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス