「赤刃」長浦京著

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 家光治世の寛永16(1639)年、江戸で辻斬りが横行。下手人を成敗すべく名乗りを上げた浪人どもも返り討ちにされ、犠牲者は300人を超える。老中首座松平伊豆守の屋敷に投げ込まれた書状から、元津藩士・赤迫雅峰とその仲間による犯行と明らかになった。

 赤迫は、関ケ原や大坂の陣での狂気を帯びた戦いぶりで知られる豪武者だった。赤迫一派は、辻斬りだけでなく、大名家の嫡男2人を略取。幕閣らは一派をせん滅させるため、掃討使という職名を作り、大きな権限を与える。しかし、精鋭揃いの掃討使も次々と殺され、伊豆守は懐刀の小留間逸次郎を長崎から呼び戻す。

 第6回小説現代長編新人賞を受賞した新感覚の剣豪小説。(講談社 740円+税)


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