「妻語を学ぶ」黒川伊保子著

公開日: 更新日:

 女性の不機嫌には星の数ほど理由があるが、日常で使われる「不機嫌表現」は18種類しかない。そのほとんどは言葉ひとつで解決できるのだという。

 本書は、不機嫌な女性の発する、答えようのない「常套句」にどう答えたらいいか、18の処方箋を示した指南書。

 例えば「もう、いい。自分でする!」と突然キレる女性。女性は何かをしてもらうときに相手が「察して」動いてくれることを無意識のうちに切望する。しかし、あからさまに「やってほしい」と意思表示をしているのに、気づいてくれないと、この発言が飛び出す。そんな時、「何、怒ってるんだよ」は禁句。言うべきは「そんなことを言わないで、やらせてよ」と明るく手を差し伸べることだそうだ。

 (幻冬舎 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"