「妻語を学ぶ」黒川伊保子著

公開日: 更新日:

 女性の不機嫌には星の数ほど理由があるが、日常で使われる「不機嫌表現」は18種類しかない。そのほとんどは言葉ひとつで解決できるのだという。

 本書は、不機嫌な女性の発する、答えようのない「常套句」にどう答えたらいいか、18の処方箋を示した指南書。

 例えば「もう、いい。自分でする!」と突然キレる女性。女性は何かをしてもらうときに相手が「察して」動いてくれることを無意識のうちに切望する。しかし、あからさまに「やってほしい」と意思表示をしているのに、気づいてくれないと、この発言が飛び出す。そんな時、「何、怒ってるんだよ」は禁句。言うべきは「そんなことを言わないで、やらせてよ」と明るく手を差し伸べることだそうだ。

 (幻冬舎 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー