「そして歩き出す」早川史哉著

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 プロデビューしたばかりの2016年4月、J1・名古屋グランパス戦で、遠征メンバー入りした著者は、試合当日朝、激しい痛みを感じた。

 両足の付け根、鼠径(そけい)部のリンパ節が腫れ上がり、検査の結果、急性白血病と診断された。選手契約を一時凍結し、抗がん剤治療、骨髄移植手術を受け、発症から3年7カ月間の苦しい闘病生活を経て、19年10月5日、ついにプロ選手に復帰し公式戦のピッチに立った。

「ずっと見たかった景色を、ついに現実として見ることができた。僕の闘病生活を支えてくれた、ビッグスワンの美しい音色と景色。僕はこの1日を一生忘れないだろう」

 白血病からの復帰を果たした、アルビレックス新潟所属のJリーガーの話題の闘病記。

(徳間書店 1500円+税)

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