「『腐れ資本主義』の世を生き抜け」(青木雄二×佐高信光文社、1999年)

公開日: 更新日:

 同世代の辛口評論家との対談でさらに過激に。(終面に関連)

「自由民主党が、銀行を救え、ゼネコンも救えとかで、徳政令みたいなことをやる。銀行とかゼネコンの負債を徳政令でチャラにするんなら、労働者のローンもチャラにしなかったら、筋が通らんですわ」 (53ページ)

「ボクは、人間いうのは悪賢いことを考え出す天才やと思ってます」

 (115ページ)

「資本主義は競争社会なんで、どうしても優越感か劣等感を持たされるようになっている」

 (158ページ)

「この国の国民は本当にバカですから、自由民主党いうたら、『自由』で『民主主義』の政党やと、ごまかされるわけですわ。本質は『資本主義擁護党』なんですよ。それも『腐れ資本主義』を擁護している」

 (176ページ)

【連載】ドン底から這い上がるための青木雄二語録

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態