「夜と少女」ギヨーム・ミュッソ著 吉田恒雄訳

公開日: 更新日:

 作家のトマは、母校の創立50周年に合わせ開催される同窓会に参加するため、20年ぶりに故郷のコートダジュールに里帰りする。同窓会には興味がないが、体育館を解体して建設される新校舎の着工式があると知り、居ても立ってもいられなかったのだ。

 それは今は政治家になり選挙を控える親友のマキシムも同様だった。18歳のとき、トマは男子生徒の憧れの存在だったヴィンカと交際。しかし、この25年間彼女を見た者はいない。彼女は教師のアレクシスと失踪、行方不明になっている。当時の新聞はそう伝えるが、実はトマとマキシムがアレクシスを殺害。遺体を建設会社を営むマキシムの父が建設中の体育館のコンクリートの壁に埋め込んだのだ。

 人気フランス人作家の待望の新作ミステリー。

(集英社 1210円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子の日テレ新番組は厳しい船出…《NHKだったから良かっただけのアナ》とガッカリの声

  2. 2

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  3. 3

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 4

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  5. 5

    目黒蓮のGW映画もヒット確実も…新「スタート社の顔」に潜む “唯一の落とし穴”

  1. 6

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 9

    宮舘涼太は熱愛報道、渡辺翔太はSNS炎上、目黒蓮は不在…それでもSnow Manの勢いが落ちない3つの強み

  5. 10

    佐々木朗希に芽生えた“かなりの危機感”…意固地も緩和?マイナー落ち、トレード放出に「ヤバいです」