「悪魔はいつもそこに」ドナルド・レイ・ポロック著 熊谷千寿訳

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「悪魔はいつもそこに」ドナルド・レイ・ポロック著 熊谷千寿訳

 1945年秋、ウィラードは戦地から帰還。母親のエマは、息子を信心深いヘレンと結婚させようと待ち構えていたが、ウィラードはウエートレスのシャーロットと結婚、息子アーヴィンを授かる。

 10年後、ウィラードは病に侵された妻を救おうと、森の中で神へ祈り続ける。ウィラードの行動はエスカレートし、ついにいけにえとして大家を殺し神に捧げるが、シャーロットは苦しみの中で息絶える。

 葬式を終えた日、アーヴィンは森の中で父の遺体を見つける。エマに引き取られたアーヴィンは、夫に殺されたヘレンが残した娘レノラと兄妹のように育つ。同じ頃、保安官の妹サンディーは夫の欲求を満たすため、遠出をしてはヒッチハイクする男たちを「狩る」日々を送る。

 いくつもの犯罪が交差する長編ノワール。

(新潮社 990円)

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