「リーマントラベラー 週末だけで世界一周」東松寛文著

公開日: 更新日:

「リーマントラベラー 週末だけで世界一周」東松寛文著

 著者は、働きながら週末や連休を利用して世界中を旅する自称「リーマントラベラー」。入社して3年の2012年にひょんなことから海外旅行の虜となり、以来12年間で85カ国204都市を旅してきた。旅をすることで自分らしい生き方を見つけたという著者の旅エッセー。

 始まりは憧れだったNBAのチケットをネットで購入したことだった。英語が大の苦手だったが、友人に同行を断られ、ホテルの予約もせずに単身でロスに渡航。片言の英語で現地の人に話しかけたが、旅はスムーズに進み、思わぬ体験までできたことで海外旅行にハマったという。

 以降、旅の目的が定まったキューバの旅や、3カ月で世界一周のはじまりの国イランなど。それぞれの国で感じたことや出会いをつづる。

(河出書房新社 946円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  4. 4

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 8

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ